ねむねむゴロタ ~眠りを誘う不思議なネコちゃん~

名称 |
ねむねむゴロタ
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価格 |
13,440円(税込)
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サイズ |
体長約:55cm
胴回り:約77cm
重さ:約1.3kg
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販売元 |
㈱ パノコトレーディング
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ねむねむゴロタのお話
眠りを誘う不思議なネコちゃん
まるまると肥ったのんきなネコちゃんがスヤスヤと眠っています。「ねむねむゴロタ」と言います。この姿を見ているだけで心が安らぎ、撫でていると綿のやさしい肌触りが気持ちよく、自然と眠くなってしまいます。不思議なネコちゃんの縫いぐるみです。
発売してから、かれこれ10年になるというのに今でも安定して売れています。ゴロタのファンの方々がいて、よく電話があります。「蓼科にピクニックに行ったとき、駅前の洋服屋さんのウインドにゴロタが寝ていました。」とか「テレビでタレントさんの加藤晴彦さんの寝室が紹介された時ゴロタが寝ていました」などゴロタを見つけると嬉しくなるようです。NHKの番組を見ていましたら評論家の落合恵子さんがご自身の事務所の中で話をしていました。落合さんの後ろの棚の上で寝ているゴロタがずーっと映っていました。それを発見して家族全員に知らせました。なるほど嬉しくなって興奮するものです。こんなこともありました。エコロジーの展示会の時にゴロタを展示していました。高円宮親王の親王妃久子様が立ち寄られてとても気に入られ、お買い上げいただきました。九州の化粧品の訪問販売の会社の女性社長さんから大量注文がありました。「11個直ぐに送ってください」との事です。送ってからしばらくしてまた一つ追加注文がきましたので、てっきり販売用かなと思い、何かアドバイスを差し上げたくて質問してみました。すると面白い返事が返ってきました。「当社には11人のセールスの女性たちがいますが、販売会議の時に全員にこのゴロタを膝の上に載せてもらいます。そうすると空気が和やかになってきつい議論にならずに、お陰で普段あまり会話に入ってこない人が積極的に本音を話してくれるのです」とのことでした。追加のひとつはご自身の寝室に置かれるそうです。また「ベッドの上で気持ちよさそうに寝ているゴロタを見ると、さっきまでクシャクシャしていた自分を忘れてしまいます。」とご愛用者の声。このようにたくさんの方々に愛されています。
多くの皆さんに喜ばれる秘密は実は、形ばかりではありません。ゴロタは、内側も外側もぜんぶ綿で出来ているのです。それも正真正銘オーガニックコットン100%です。
市販のぬいぐるみで「綿100%」というのはほとんどありません。ご存知でしたか?
一般の縫いぐるみは、外側も中身もアクリルやポリエステル製で、染色をしたり、成型したり、化学的な薬剤処理が繰り返し行われます。安い材料を使い、海外の安い工賃で大量に均質に仕上げるためにはとても天然素材の綿など使えないのです。ふわふわとしたカラフルなぬいぐるみは実は化学薬剤漬けの石油合成品だったのです。
オーガニックコットンのぬいぐるみを作るきっかけは、若いお母さんからの一本の電話でした。アトピーのお子さんが遊園地で買った人気キャラクターのぬいぐるみを一晩抱っこして寝たら翌朝、首と腕が赤くただれてしまったそうです。染色の薬剤や防ダニ剤などの化学物質が皮膚を刺激してしまうのです。嫌がるお子さんからそのぬいぐるみを取り上げてしまって「とても可哀想なのでオーガニックコットンで安全なぬいぐるみを作ってください」ということでした。大急ぎでオーガニックコットンのTシャツやトレーナーに使う生地で、クマさんを急いで作って、送りしました。
2,3日後にお母さんから電話があり、お子さんがとても喜んだとのことです。アトピーの発疹も治まったそうです。「それから不思議なことですが、このぬいぐるみを抱っこするようになってから、夜鳴きがなくなったのです。どうしてですか?」と聞かれました。これには答えに困りました。
オーガニックコットンは、農薬を一切使わない畑で育った綿で、糸、生地を作っています。そしてぬいぐるみの加工の過程で漂白、染色その他の化学処理を全くせず、自然のコットンのままの風合いを保つことを最優先して仕上げています。人類が、綿を使い始めて6000年です。片や石油化学合成品とのお付き合いはわずか50年。この差は大きいのです。良い、悪い、好きだ、嫌いだの人の意識は、つまり顕在意識ですがわずか全体の意識の5%程度です。残りの95%は無意識だそうです。本当に身体に良いものは無意識が選んでいると言うことなのです。こう考えると、先程のお母さんの疑問の答えがあるようです。大自然が創り出した産物は、純粋であればあるだけ人を癒す力があるということなのでしょう。さてそれがきっかけで、何か人を和ませるような縫いぐるみを作りたいと思い立ちました。それからと言うものいつも頭の片隅にあって赤ちゃんの人形にしようか、犬がいいか、クマがいいか、ウサギにしようかと考えていました。またいつも気になることがありました。70歳の母が夜ぐっすりと眠れなくて、悶々と夜を過ごして、時々は睡眠薬の助けを借りているということでした。
そして手触りの良い物を触っていると気持ちが落ち着き眠気を誘うということが本に書いてありました。ある朝、出勤前のあわただしい時間でした。何気なくテレビを見ていると、栃木県日光の森が映し出され、東照宮のカラフルな彫刻に続いて、左甚五郎作の眠り猫が映りました。「うん!これだ!」と思わず叫んだようでした。家族が怪訝な顔でこちらを見ていました。さあそれからと言うもの、毎日毎日、表面に使う布地のこと、中に入れる綿のこと、どんな大きさでどんな姿にするかなど夢中になりました。ベルベットのような生地を作れる工場に何件も連絡しました。どこからも断られ続けました。アクリルやポリエステル繊維がほとんどで、綿で作ると言うのは珍しいことなのです。綿なら和歌山県の高野口と言うところが産地と言うことが分かり工業組合の方に事情を話しました。よく話を聞いてくれて、紹介してもらうことになりました。青野パイルという会社が意欲的なのでいいのではないかとアドバイスを貰い、すぐに電話をしてみると、当時専務さん(現社長)が「ええっすよ!まっ、いっぺんやってみまひょ」と関西弁で快く受けてくれました。後で分かったのですが青野パイルと言う会社は、世界的にもトップレベルの機械と技術を持つ会社でした。毛の長さは限度ぎりぎりに長くお願いしました。おそらく世界初のオーガニックパイル生地の誕生です。次に綿を詰める作業です。どこの縫いぐるみの綿詰め工場もポリエステル綿になっていて、綿を扱うことはしていませんでした。綿は綿ほこりが沢山飛ぶので嫌がられていました。また、縫いぐるみの工場自体が、中国の低い工賃の競争に勝てずに、どんどん廃業して行き、何とか残った日本の工場は、家族で工場を切り盛りするような零細な規模で、希少な存在になってしまっています。驚くことですが、縫いぐるみだけでなく、今や綿の製品を日本で作っている比率はわずか2%なのです。産業としては、既に崩壊しているのです。政府は食料自給率が40%を切って政策を誤りましたが、経済効率優先で日本のものづくりの現場を大事にしてこなかった失政がこんなところにもあったのです。中身をポリエステル綿にすると、この縫いぐるみが捨てられた時に大きなゴミになると思いました。ポリエステルは微生物が分解できないのでいつまでもゴミとして残ってしまうのです。綿は土の中に埋めると分解されて消えてしまいます。その意味からも何とか100%オーガニック綿を使いたいと思いました。ゴロタの加工を何とか頼み込んで承諾を得ました。デザインは大きな肥った、眠っている猫ちゃんです。座布団一枚分の1kgの綿を入れることにしました。いくつか試作しましたが、寝ているぬいぐるみという物が世の中になく、売れるかどうか心配になりました。一般のぬいぐるみはみんな可愛さを主張してパッチリ眼を開けています。寝ている姿は一つ間違えると死んでいるようにも見えてしまいます。そこであれこれ試作を繰り返しました。元気に眠っている形の研究です。家の近所で眠っている猫に近づいて観察していると、時たま、後ろ足をピクッと動かします。このピクッをどう形にするかあれこれ考えました。そこで後ろ足に多めに綿を入れて、ピンと力が入っているようにしてみました。するとどうでしょう。生き生きと眠る形になりました。
試作の縫いぐるみを家に持ち帰って、家族の意見を聞こうと思い大きなゴロタを抱えて帰りました。当時小学校2年生の息子は「ゴロタだ!」と叫んでしっかりとしがみつきました。どっしりとした綿の塊は充実感があるようでなかなか離しませんでした。妻も母もニコニコ顔になり「可愛いじゃない」を連発し、優しい綿毛の手触りを楽しみました。子供からおばあちゃんまで幅広く受け入れられると確信しました。不眠症の母はゴロタを撫でながら気持ちよく眠りこけている姿を見ているとなんとなく眠くなると言ってくれました。
ゴロタは男の子の名前のように思われていますが、実はブラジル、ポルトガル語でガール少女を意味するガロタから取りました。ボサノバの名曲「イパネマの娘」は「ガロタ・デ・イパネマ」となります。ダイエットだデトックスだと女性たちは痩せることに夢中で、ストレスにまでなっていると聞きます。それならたまにはこのゴロタのようにお腹いっぱいおいしいものを食べて、のんきに何も心配しないでぐっすり眠りましょう、というメッセージをこのゴロタに込めました。女性たちに人気で思いの外よく売れてゆきました。意外だったのはおよそ縫いぐるみとは縁のない中高年の男性からも、熱烈なファンがいると聞きました。
ゴロタを寝室において置くだけで部屋全体が眠りのモードになります。誰でも一日の終わりには優しい気持ちで眠りに付きたいのでしょう。お役に立てたようで今までの苦労が快感に変わりました。
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日本オーガニックコットン流通機構
理事長 宮崎 道男
2008.10.
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