【NOC】海外レポート2007

NOCtitle001.png

2007.11.6 up

Organic Exchange
オーガニックエクスチェンジ レポート


オーガニックエクスチェンジは、2007年9月に2006年~2007年のオーガニックコットンの収穫状況最新レポートを発表しました。(2007.10)

レポートの要約

  • 2005~2006年のオーガニックコットンの収穫量は、37,773トンであった。
  • 2004~2005年と比べて2005~2006年は49%収穫量が増加した。
  • 2007年7月時点で、未確定ながら57,500トンが確実と報告されている。この量は、前年と比べて、なんと50%以上の増加となる。
  • トルコ、インド、中国、ペルー、アメリカが生産国のトップ5である。
  • 年度末の在庫量は、生産量の概ね5%程度になる見通しである。

(順調な需要を示している。)


オーガニックエクスチェンジ ブレンド基準を決定。


オーガニックエクスチェンジは、このほどIMO、QCS、Control Union等の認証団体による特別委員会を設け、オーガニックコットン入りコットン製品の基準を作った。
従来大手アパレル各社は、オーガニックコットンを一部取り入れ、エコロジーのテーマを自らアピールしてきたが、信頼性を高めるためには、第三者による認証が必要になってきた背景がある。

【主な認証規定】

  • 申請者はオーガニックエクスチェンジの会員でなくてはならない。
  • 製品の中に、5%以上の認証オーガニックコットンが含まれること。
  • 生産者から有機認証のある原綿であることの証明書類を整備する。また調達先との売買関係書類、輸送経路を証明する書類なども必要。
  • 工程の記録は全て保管されていなければならない。
  • 第三者認証機関がオーガニックエクスチェンジの5%混入規定を各工程で証明しなくてはならない。
  • 紡績、製織、最終製品までの工程中で、オーガニックコットンが含まれている旨のラベルを付けるためには、全ての工程を明示されなければならない。

オーガニックエクスチェンジは、この5%混入規定は、あくまでも過渡的な手段であり、
目指すところは100%オーガニックコットンであると説明している。
★NOCが支援しているプロジェクトが紹介されています。



インド、タンザニアで進められているオーガニックコットン貧困救済プロジェクト
beoReプロジェクト



インドでのbeoReプロジェクトがこのところ急速に進展している。


2006年から2007年の掛けて2700の農家が、新たに有機農業に転換していった。
現在インドで7700農家、タンザニアで1700農家が、プロジェクトに参加している。
運営の成功は、有機農業の訓練指導の仕組みが優れ、効果が表われたとしている。
また、農業者の健康維持のための新たな取り組みを始めている。
近代的な医療機器を装備した大型バスで、各地を巡回し、医療サービスを行っている。
既に4カ月で2500人の患者を治療した。
地域の人々から大きな感謝をもって受け入れられ、
地域の学校の子供たちへの医療サービスが広げられている。

要約/宮崎道男

NOClogo-ss.png

日本オーガニックコットン流通機構
理事長 宮崎 道男

line-OR01.png

2007.11.6 up

2006年
世界のオーガニックコットン生産及びマーケットの推移

オーガニックエクスチェンジ レポートより

オーガニックエクスチェンジ【Organic Exchange】
2002年に米国カリフォルニア州オークランドで発足した非営利組織NGO団体。
個人会員600、企業会員300を擁し、世界のオーガニックコットンの紡績会社、製品メーカー、小売企業が加盟している。世界の綿花生産の10%をオーガニックに転換することを目的として生産者、販売者、消費者が情報交換、普及協力をする(当NOCもメンバーに加盟)。

2001~2005年のオーガニックコットン市場の推移と
今後の3年先の見通し


過去5年間に世界のオーガニックコットン市場は顕著な拡大を見せている。主要なアパレルブランドが素材として取り入れ、小売企業が積極的にプロモーションし、着実に需要が伸び原綿の生産増加に繋がった。2001年~2005年の間に、北米、ヨーロッパ、日本で市場が拡大した。2001年頃、新しいオーガニック専門ブランド、小売オーガニックプロモーションはせいぜい5つぐらいだったものが、2005年には30以上に拡大した。また特筆すべきは、中小のブランドは当初200位を数える程度だったものが2005年の時点で1200以上に及んでいる。小売の売り上げ規模で示すと294億円だったものが700億円を超えるようになった。

これに呼応して綿花生産も当初6,480tonだったものが31,017tonとなった。この勢いは衰えを見せず、順調に成長を続けるものと見られている。目白押しの新しい小売プロジェクト、活発なブランド展開計画、紡績などの技術面の改良、マーケティング技術の向上、金融面のバックアプ体制などなど成長商材として捉えられ、多方面の支援があり、ビジネス環境は格段に良くなっている。当初オーガニックコットンの品質面での評価は低く、エコロジー篤志家に頼る傾向があったが、量が質を呼び品質向上はめざましい。風合い、肌触りの面では一般綿の品質を凌駕している。

このままの成長を2008年まで延長してみると市場規模3,120億円、使用綿花量
99,662tonと予想される(毎年116%成長とした場合)。

綿花総量2000万トンの10%をオーガニックにするという目標を考えるとまだまだ先が遠い。
やっと0.5%になるという。希少性に変わりはない。


オーガニックコットン栽培地域比較


2004~2005年 22カ国で栽培

トルコ
42.0%
インド
27.0%
アフリカ
10.0%

★3カ国で世界全体の約80%を占める。

アメリカ
7.7%
中国
7.3%



(単位 Kg・ton)

国名 1992-1993 1993-1994 1994-1995 1995-1996 1996-1997 1997-1998 1998-1999 1999-2000 2000-2001
アルゼンチン - - 75 75 - - - - -
オーストラリア 5 500 750 400 300 300 - - -
ブラジル - 1 5 1 1 1 5 10 20
ベニン - - - - 1 5 20 20 30
エジプト 50 150 600 650 625 500 360 200 2500
ギリシャ - - 300 150 125 100 75 50 50
インド 20 250 400 925 850 1000 825 1150 1000
イスラエル - - - 50 50 20 140 180 530
ケニア - - - - - 5 5 5 -
モザンビーク - - - 100 75 50 - - -
ニカラグア - - 20 20 20 20 - - -
ペルー 20 675 900 900 600 650 650 500 550
セネガル - - - 1 10 10 50 125 200
タンザニア - - - 10 100 100 100 200 250
トルコ 125 200 600 725 850 1000 1200 2000 1750
ウガンダ - - 25 75 300 450 250 200 275
USA 1000 1950 2400 3350 1550 1300 1900 2900 1625
ジンバブエ - - - - - 1 5 5 -
合計 2075 3826 6150 7482 5507 5562 5575 7545 6480

2004~2006年収穫量の推移

(単位 Kg・ton)

栽培地域 2004-2005 2005-2006
中東 (トルコ、イスラエル) 10896 10760
東南アジア(インド) 6920 10834
アフリカ 2792 3824
アメリカ 1968 1867
中国 1870 2531
南米 883 1188
その他 65 110
合計 25394 31016

世界のオーガニック綿需要予測

(単位 Kg・ton)


2000年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年
実勢と予想 5720 23580 32326 44541 61025 99662

世界の市場規模(小売総額)の推移予想

(単位 円)

栽培地域 2004-2005 2005-2006
中東 (トルコ、イスラエル) 10896 10760
東南アジア(インド) 6920 10834
アフリカ 2792 3824
アメリカ 1968 1867
中国 1870 2531
南米 883 1188
その他 65 110
合計 25394 31016

【備考】Organic ExchangeNGO著名加盟会

GAIAM
HANNA ANDERSSON
MARKS&SPENCER
NIKE INC
NORDSTROM
PATAGONIA
REEBOK
TIMERLAND
UNDER THE CANOPY
REMEI AG
LEVI
STRAUSS&CO
OTA
NOC

NOClogo-ss.png

日本オーガニックコットン流通機構
理事長 宮崎 道男
2006.7

line-OR01.png

menutopBG.png

menuendBG.png

フェアトレード貧困救済基金

フェアトレード貧困救済基金
皆様からご協力いただいております
貧困救済基金の詳細記載ページ

基金の詳細はコチラLinkIcon

NOCメール会員募集

DSCF0569.JPGオーガニックコットンに関する暮らしの情報をE-mailで無料配信。

お申し込み詳細はコチラLinkIcon

NOC会員募集

2007_0417ミナー0031.JPGNOCの活動を支えてくださる会員を募集しております。


お申し込み詳細はコチラLinkIcon


このロゴマークは【NOC】日本オーガニックコットン流通機構が商標登録している【オーガニックライフ】のロゴマークです。
オーガニックライフは
「ナチュラルライフ」「スローライフ」
「ロハス」のような、ひとつの
ライフスタイルの提案です。
天然自然の産物をありのまま生かし
等身大の心地良い生き方を
考えてゆきます。
LinkIconオーガニックライフ詳細はコチラ

日本オーガニックコットン流通機構は
ORGANIC LIFE/オーガニックライフ
という商標を登録しています。