【NOC】海外レポート2010

NOCtitle001.png

HOME > 海外レポート > 海外レポート2010

2010.7.19 up

OEからの手紙 / 6月30日

Organic Exchange


TIME誌の6月10日(2010年)の記事に注目したい。
記事タイトル:厄介者との闘い(マラリアとの闘い)
筆者    :Alex Perry氏

対象記事

ウガンダのオーガニックコットンの農家の人々は、殺虫剤が、2008年時点でマラリアの感染を半分に抑えているというのに、何故か、オーガニックの規程どおり住宅に殺虫剤を撒く事をしない。

ウガンダでとれるオーガニックコットンは、NIKE やH&MやウォールマートのBABY GEORGE のラインに原料供給されている。無農薬農業は、このように先進国では高い評価があるものの、実際BABY OMARAは死んで行く一方BABY GEORGEはオーガニックコットンを着ているということになっている。
(オーガニックの規程を守るためにマラリア対策のDDTを撒かない。西欧諸国の子供達がオーガニックコットンの服を着るために、マラリアに感染して死んでゆくのはアフリカの子供だ。これはどうなんだろう。という内容)

残念なことに、TIME誌の記者の見解は、オーガニックコットンにとって不適切なもので、批判的で、害さえあるものである。

ウガンダの農民達は、自ら生きるため、自分の子供に着せるためにオーガニックコットンの栽培に取り組んでいるのであって、裕福な西欧諸国のベビー服のためではない。

この考え方は他の途上国のオーガニックコットン農家も同じ考え方である。
(オーガニックコットン農家の人々とは、農民22万と、その関連の人々85万人のことである)

農民同士には、つながりがあり、家の周囲に使う害虫対策はDDTに代わる方法について情報交換している。またこのように情報を分かち合うことは、別の意味で生活向上に役立っている。

多くのアフリカ農民と関連の人々(世界の途上国の10%に当たる)は、オーガニックコットンの可能性に期待を寄せている。綿花栽培における土壌の改善、水の管理、害虫対策は、元々従来から行ってきた方法であり、受け入れ易いものである。

ウガンダのオーガニックコットン栽培の成功が、貧困から脱するよい手本になった。

オーガニック農業の重要なところは、農民に農業技術向上のための訓練をしっかり行うことである。またその土地に根付いた伝統的な農法も尊重し、輪作などの土壌改善を行い、応用力まで養うため、結果として失敗の少ない安定した収穫が出来るようになる。

食料の自給率も上がり地産地消し、酷い貧困から脱することができる。

ウガンダの農家の多くはオーガニックコットン栽培に転換している。

それは複合的な利益があるからで、オーガニックブームに乗って、売り先はアフリカ本土のみならず海外への輸出まで、市場が広がり期待できる。

マラリアなどの感染により国は大打撃を受けるが、今やオーガニック農業の技術はマラリアに対応できる能力がある。

OEは国連機関のWHOビルゲイツ基金(Bill and Melinda Gates Foundation)他の基金や組織の協力を得てマラリアと戦うことを期待している。

さらに途上国の農家がオーガニック農業に転換し、協力して病気を絶滅し、強い農業コミュニティを作り、オーガニック農産物を発展させてゆこうと考えている。

stock-vector-stop-sign-for-mosquitoes-54973162.jpgこのたびのTIME誌の挑発的な記事に対して、アメリカのツイッターで賛否両論がやり取りされています。
マラリアは蚊が媒介する感染症で、世界の40%の人々に感染のリスクがあります。


年間5億人が感染し100万人が死んでいます。そのうち大半は5歳未満の幼児です。
蚊の発生を防ぐために殺虫剤DDTは、当初劇的な効果を示したものの、1990年頃から、DDT耐性の蚊が出現して、DDTを更に大量に使うようになり、発がん性や内分泌攪乱性など人体への重大な悪影響が問題になり中止されました。
UMPP(ウガンダ・マラリア・パートナーシップ)運動により蚊帳の普及とワクチンや治療薬の開発が進められています。
ワクチン開発は、対象が最貧国で、製薬市場として成り立たないため開発が進んで来ませんでした。
今年、大阪大学微生物病研究所堀井俊宏教授のグループが世界に先駆けて予防効果の高いマラリアワクチンを完成しています。
実用化が近いと期待されています。

抄訳 理事長 宮崎道男

NOClogo-ss.png

日本オーガニックコットン流通機構
理事長 宮崎 道男
2010.7.5.

line-OR01.png

2010.6.15 up

世界のオーガニックコットンの市場概観2009年

Organic Exchange オーガニックエクスチェンジ(OE)


オーガニックエクスチェンジ世界的な景気後退の中,2009年のオーガニックコットン市場規模は拡大している。
オーガニックコットンの主要各社は、新たなOE基準を活用して積極的なオーガニックコットンのプロモーションを展開している。
2009年の衣料品・生活用品の売り上げの推定では、4300億円規模となり、2008年よりも35%の伸長を示した。
とは言え、2001年から2009年まで平均40%の成長をしてきた推移からは
少し後退気味と言える。

(単位:億円)      

100615OrganicExchange.jpg

オーガニックコットン主要企業の動向

OEは以下の12社にインタビューを行い調査した。

・C&A
ベルギー
・Nike、Inc.
オレゴン・アメリカ
・Walmart
アーカンソー・アメリカ
・Williams-Sonoma,Inc.:元Pottery Barn
カリフォルニア・アメリカ
・H&M
スウェーデン
・Anvil Knitwear
ニューヨーク・アメリカ
・Coop Switzerlamd,
スイス
・Greensouce Organic Clothing Co.
ワシントン・アメリカ
・Levi Strauss&Co.
カリフォルニア・アメリカ
・Target
ミネソタ・アメリカ
・Adidas
ドイツ
・Nordstrom
ワシントン・アメリカ


オーガニックコットン取扱量ランキンキング

2005
Nike
Coop Switzerland
Patagonia
Otto Group
Walmart/Sam’Club
2006
Walmart/Sam’Club
Nike
Coop Switzerland
Patagonia
Otto Group
2007
Walmart/Sam’Club
Nike
Coop Switzerland
C&A
Woolsworth’SouthAfrica
2008
Walmart/Sam’Club
C&A
Nike
H&M
Zara
Anvil Knitwear
Coop Switzerland
2009
C&A
Nike
Walmart/Sam’Club
Williams-Sonoma
H&M
Anvil Knitwear
Coop Switzerland
Greensource
Levi Strauss
Target
Adidas
Nordstrom

リーマンショック後の世界的な景気後退にもかかわらず、以上の12社のいくつかのブランドでオーガニックコットンを使った分野の目覚しい成長が見られた。
それはC&AとNikeで2009年、前年よりオーガニックコットンの使用量は劇的な増大が図られ更に意欲を示していて、今後もこのラインを増やして行くものと見られている。
そのほか adidas H&M Anvil Knitwear Williams-sonoma の各社も、今後の取り扱いに前向きである。

高い成長率を享受できた理由は以下のことが言える。

  1. 市場の要求をいち早く捉え原料の確保をすることが戦略として確立できた。
  2. 消費者の求める製品を適格に割り出し、コスト・価格を決めるため、戦略的な効率を実現できた。


市場拡大を牽引しているもの

世界のオーガニックコットン市場が、引き続き着実な成長を遂げている。
消費者の環境への意識が高まっていて、それぞれの既存のオーガニックコットンブランドの製品の成長と同時に新規参入のメーカーが善戦している。

オーガニック認証、トレーサビリティの浸透

OEの基準が浸透してゆき原料から最終製品までの履歴が明確に示されるようになって、消費者のオーガニックコットンへの信頼獲得に貢献している。また多くの関連工場がGOTS(オーガニック繊維世界基準)を取得し、製造工程のチェック、労働環境のチェック、そして二酸化炭素排出削減策についてチェックを受けている。

市場予測

OEの発表した最新の原料調査報告2008/2009年では、前年の20%増しの17万5千113トン(2007/2008,14万5千872トン)が生産された。
ベールにすると80万2千599ベールで、22カ国25万3千ヘクタールの農地が使われた。

ベールとは、綿の取り引き単位で約200kg)

トップ30のブランドの今後の計画を見渡してみると、オーガニックコットンの市場は2010年から2011年にかけて20~40%の伸長が予測される。
金額にすると2010年 5100億円2011年は6000億円の市場になるという。
そして2010年 第一四半期の結果を見ると十分実現できることが判る。

急激な収穫量増加のあった昨シーズンと今シーズンに売り残しが心配され、2,3の会社が一般の綿花市場に売り払った事実もあったが、旺盛なオーガニックコットン需要が続いたため、持ち越し在庫はほとんど底をついて、次のシーズンの予約買い付けに動き始めているのが現状である。

結論そしておすすめ

経済の専門家や需要予測の研究者の一致した見方は、戦略をしっかりと持ち、消費者の信頼を得るためサステナビリティーをアピールした企業は引き続き成長できるとしている。

どんな要素があれば成長できるか?

  1. 小売り業との固い連携が取れるか?
  2. エコロジーを支持する消費者への継続的なプロモーションが行えるか?
  3. 企業の清廉度のアピールを出来るか?
  4. 景気の動向は上向くか?

2009年の高い成長をもたらした要素は何か?

2009年のオーガニックコットン市場が、一般のコットン市場に比べて遥かに高い成長を
維持した。

  1. この成長をもたらした最大の要素は絶え間なく行われた販売努力があった。新製品が積極的に投入され盛り上げ、従来品も順調に伸びた。
  2. 小売り企業各社が、この不景気の中でもオーガニックコットン他エコロジー要素の高い製品の扱いを増やす事を確約してくれた。
  3. 市場分析の多くの専門家の一致した見方では、今後も消費者の要求の中に「環境によく、社会的にも正当性のあるもの」を選ぶ傾向が強いとしている。
  4. 企業において公正で透明性があるということが必要で、消費者の信頼を得られるかどうかが、そのままその企業が成長できるかどうかと直結している。

NOClogo-ss.png

抄訳  日本オーガニックコットン流通機構
理事長 宮崎 道男
2010.6.8.

line-OR01.png

2010.3.31 up

オーガニック+フェアトレード 完璧なカップル!!!

BioFach2010の重要なテーマと扱われました。


ドイツのニュールンベルグで2月17から20日まで『ビオファ2010』が開催されました。

ビオファ2010この展示会で「オーガニック」のテーマと「フェアトレード」のテーマが、同時に取り上げられ、それらが不可分である事がアピールされた。 

農民や加工に携わる生産者への公正な支払いをする事が、厳しい環境保護基準を有効なものにしている。

社会貢献意識が高まる中で、畑で働く人々の健康や技術指導支援に関心が向き、正にオーガニックとフェアトレードが一つのゴールに向かって走り始めている。

世界中のオーガニック生産者は、食品も衣料品も化粧品もほぼ同じ基準の下で生産している。


「オーガニック」「フェアトレード」のテーマの組み合わせは、それぞれのテーマに関心のある多くのお客様の支持を一手に得ることになる。

2009年のビオファ展で「オーガニック+フェアトレード」のテーマを46,771人の来場者に対して、海外から、国内からそして地域から62の出展者が、125アイテムの商品が紹介された。

2010年は、Biofach(食品と衣料品の展示会)Vivaness(化粧品の展示会)の二つの展示会の歯車を噛み合わせた形になり、いろんな会議が行われ、エシカル(倫理的)な議論が深められた。

この度の展示会のディレクターのUdo Funkeさんは、

この度行ったメインのショウは、来場の事業者にこのテーマを十分アピールできたので、
それぞれの出展者にとって自身の展示ブースで説明がやり易くなったはずです。

と語った。

フェアトレードの市場が広がっているのは、ドイツ以外でイギリス、フランス、スカンジナビア諸国が挙げられる。

Transfair協会によると2008年、世界のフェアトレード市場は約29億ユーロ(3、500億円)に達していると発表している。(前年比25%拡大)

従来、フェアトレード品と言えば、バナナ、コーヒー、紅茶であったが、この度の展示会でより、
多くのフェアトレード商品を手に取り見ることが出来たはずである。


平成22年2月22日    Biofach展示会特別編より抜粋
翻訳:宮崎道男

NOClogo-ss.png

日本オーガニックコットン流通機構
理事長 宮崎 道男

line-OR01.png

2010.3.8 up

2008/2009のオーガニックコットンの生産量は、順調に伸びている。

ORGANIC EXCHANGE(アメリカ)
第4回オーガニックコットン・リポートを2010年2月に発表しました。


2007/2008年の収穫量は大きく伸びて話題になりましたが、2008/2009の収穫量は、更に延びて
20%増しの175、113トンになりました。

同年の世界の綿花の生産量の2、360万トンの0.76%まで来ました。
オーガニックコットン業界の悲願の10%には、まだ先があるものの1%の大台が目前です。

世界の約22万人の農家の人々が、253、000ヘクタールの畑を使って生産した結果です。

生産国は22カ国


ベニン、ブラジル、ブルキナファッソ、中国、エジプト、ギリシャ、インド、イスラエル、
キルギスタン、マリ、ニカラグア、パラグアイ、パキスタン、ペルー、セネガル、南アフリカ、
シリア、タンザニア、トルコ、ウガンダ、アメリカ、ザンビア。

2つの心配事


判っているだけで、昨年来の在庫分が17~22%(3万~3万5千トン)くらいあるようで供給過剰気味になり、取引価格を下げる方への圧力になることが心配されています。
また世界的な景気後退が回復せず、需要が弱い点が心配されています。

オーガニックコットン関係者は、もう一段の市場拡大に努力しなければなりません。

               (単位Kgトン)      

生産国 2008年8月1日
現在の在庫
2008/2009
生産量
全世界の生産量に
占める割合 (%)
インド 4950 107510 61.4
トルコ 2500 27324 15.61
シリア 2400 22000 12.57
タンザニア 200 4181 2.39
中国 1000 3849 2.2
アメリカ 200 2729 1.56
ウガンダ 285 2415 1.38
ペルー 220 1376 0.79
エジプト 0 936 0.53
ブルキナファッソ 0 904 0.52
マリ 0 532 0.3
キルギスタン 30 428 0.24
パキスタン 50 290 0.17
ベニン 40 144 0.08
イスラエル 100 125 0.07
パラグアイ 30 122 0.07
ギリシア 10 85 0.05
ブラジル 20 61 0.03
アルゼンチン 0 48 0.01
セネガル 0 33 0.02
南アフリカ 0 14 0.01
ニカラグア 65 7 0.004
ザンビア 50 0 0
合計 12150 175113 100%

NOClogo-ss.png

日本オーガニックコットン流通機構
理事長 宮崎 道男
2010.2.17.

line-OR01.png

2010.2.18 up

農業コミュニティの中のビオレプロジェクト

ECOTEXTILENEWS 2009年 8月号より抄訳 Mowbray Communications Ltd.


ビオレ・タンザニア


ビオレプロジェクトでは、長期的な視野に立ってFLO-CERTの認証を取得する計画をしている。

※訳者注釈
この記事の筆者は、2009年6月30日付けでビオレプロジェクトが、
正式にFLO-CERTの認証を取得している事を知りませんでした。

FLO-CERTはフェアトレードなど社会的責任を果たしている事業であることを証明する認証機関で、ドイツのボンに本部を置き、世界70カ国の企業に認証を提供している国際的認証機関


ビオレプロジェクトの生産責任者ツマ・シムソン氏の妹ジャスティナさんは、新しく出来た飲料水の井戸に向かう道すがら、記者のインタビューに語った。

ビオレが、コットンの農民に行ってきた社会倫理的な活動は、これから、もう一段ステップアップするでしょう。
私達は、FLO-CERTの認証を取る計画をしています。今、行われているビオレ社会倫理プロジェクトを更に発展させる事が期待されています。現在オーガニックコットンの認証についてはスイスのバイオ・インスペクタが行っていますが、この地域コミュニティ全体を監査して証明できるようにしたいと思います。

FLO-CERTを取り込むと、農民の農業訓練借入金の期間延長地域のプロジェクトとして組織を
作り、主体的に資材購入の価格の交渉オーガニックコットンの価格交渉が出来るようになる。
ビオレ・タンザニアが当初から行ってきた事は、環境面と倫理面の考え方を融合させる事であった。

ジャスティナさんは続けて

この計画を進め、農民から代表者を募り、組織を作るということは、オーガニックコットンを広めることと同じくらい価値ある社会活動なのです。

と説明した。

とは言え、まだ「社会的責任」を理解している企業の援助に負うところは多い。
例えば、今訪れているところに設備された飲料水の井戸である。

2009年の3月にムアンヤヒナ(Mwanyahina)の村のコミュニティに安全でキレイな水を提供する井戸が完成した。この井戸は、村に沿って流れる川が干上がった川底の下の水源の水位まで8メートルも掘って作られた。

そしてこの井戸は日本の株式会社パノコトレーディング日本オーガニックコットン流通機構寄付金で賄われたのである。
㈱パノコトレーディングは、ビオレプロジェクトの推進企業であるRemei社を通じてオーガニックコットンの綿と糸を日本市場向けに輸入している。

この井戸はメアトウ(Meatu)地域に出来た5つの井戸の一つであり、ビオレ・タンザニアによって保守管理されている。この井戸の恩恵は、村の人々にとって計り知れないくらい大きい。

このような生活支援は、ビオレ基金に集まる寄付金で運営されている。
寄付金はビオレのオーガニックコットンを扱う企業の協力を得て行われている。

6人の孫を持つ女性ニジル・マンダーゴさんは

井戸が出来てから、健康を感じられるようになりましたよ。

農業コミュニティの中のビオレプロジェクトと語った。           
主婦は、村から3キロメートルも離れた井戸に来て、バケツに水を張り、頭に載せる伝統的な方法で運んで行く。この地域には48家族が利用していて、少しずつ利用料を払い溜まったお金で、井戸の保管整備に充てている。

キレイな水は、健康をもたらし、日々の仕事にも勢が出る。

前出のジャスティナさんは

これはビオレの農家の人たちのためだけの水ではなく、コミュニティ全体のものだから、利用者がわずかづつでも支払う事は、いつまでも給水を続けて行くのに大事なことなんです。

と話してくれた。

次に向かったのは、ムワミシャリ(Mwamishali)小学校で、先生方は平屋建ての校舎
の外に出て我々を迎えてくれた。
校舎から離れたところにバスケットボールのゴールポストらしきものがある。
そのカゴは、アカシアの枝と古いオートバイのタイヤで出来ている。
資金が不足していることがわかる。
案内してくれた先生方のリーダーであるミエンカさんは

バスケットのボールさえ今はもうなく買えないのですよ。

と伏し目がちに言った。
続けて

この学校が抱えている問題は、水が不足しているとか教材が不足しているといったこの地域にある学校が共通して抱えている問題なのです。教材も不足していて一冊の教科書を4人で使っていました。教室には机や椅子もなく、生徒達は、床に座って授業を受けていました。その後、ビオレ基金から60台の机と椅子が贈られ、すっかり便利になりました。



煙の出ない調理用コンロ


従来、農民はもくもくと煙の出る木材を燃料にしてきた。

ビオレの支援で、また調理用のメタンガスのコンロを各家庭に提供している。
森林保護の観点から木材の消費を避けることと、リーメイ社が取り組んでいる二酸化炭素削減策のために行われている。


オーガニックコットン栽培農家のコンスタンティン・エノックさんの妻のエスターさんは鶏肉と御飯を混ぜ合わせながら話しました。

このガスコンロが来るまでは、部屋中煙だらけだったのよ。それに、このガスコンロの燃料の効率はいいし、火力も強いので、家族に直ぐに料理を出せるようになりました。

ビオレは現在38台のガスコンロを各家庭に設置した。
2009年中に119軒設置してゆく予定にしている。
このようなサービスは、ビオレプロジェクトに参加する農家を増やす事にも役立っている。

ビオレの飲料水の供給などの社会事業は、単に農民向けということばかりでなく、農民の所属するコミュニティ全体に貢献するように行われている。

この他、このコミュニティの経済活動を活発化させて自立できるように、女性達に縫製の技術指導をしている。
オーガニックコットンの収穫の際に使うコットンバッグの加工から始め、衣料品の加工ができるようになると、街の小売り屋さんに売ってもらい現金収入を稼ぐようになる。
ミシンも加工場も技術指導もビオレが世話をしている。
ビオレの社会倫理活動は、農民とその
コミュニティの人々に対して、教育訓練健康収入の機会を増やすよう活動している。

以上のビオレの活動の様子は、いつでも誰でも見ることが出来るようになっていて、
オーガニックコットンを買い付ける人々や支援者に納得してもらっている。

翻訳:日本オ-ガニックコットン流通機構 理事長 宮崎道男


NOClogo-ss.png

日本オーガニックコットン流通機構
理事長 宮崎 道男
2010.2.8.

line-OR01.png

menutopBG.png

menuendBG.png

フェアトレード貧困救済基金

フェアトレード貧困救済基金
皆様からご協力いただいております
貧困救済基金の詳細記載ページ

基金の詳細はコチラLinkIcon

NOCメール会員募集

DSCF0569.JPGオーガニックコットンに関する暮らしの情報をE-mailで無料配信。

お申し込み詳細はコチラLinkIcon

NOC会員募集

2007_0417ミナー0031.JPGNOCの活動を支えてくださる会員を募集しております。


お申し込み詳細はコチラLinkIcon


このロゴマークは【NOC】日本オーガニックコットン流通機構が商標登録している【オーガニックライフ】のロゴマークです。
オーガニックライフは
「ナチュラルライフ」「スローライフ」
「ロハス」のような、ひとつの
ライフスタイルの提案です。
天然自然の産物をありのまま生かし
等身大の心地良い生き方を
考えてゆきます。
LinkIconオーガニックライフ詳細はコチラ

日本オーガニックコットン流通機構は
ORGANIC LIFE/オーガニックライフ
という商標を登録しています。